苦渋の選択を経験して・・

こんにちは。

さいたま市、浦和区のオーダーウエディングドレスショップKindです。

今日は昨年の10月12日の台風で急遽ご披露宴を延期したお二人が、

春から夏にかけての結婚式を延期した皆様の心の支えになれれば・・・と、

延期後今年2月に行われたご披露宴の写真を送ってくださいました。

ご自身からの文章を

お名前以外、そのままご紹介いたします。

wedding Dress Kind & PHOTO STUDIO KIND 青山ひとみ様

お久しぶりです。 昨年10月12日の披露宴が台風で延期になったYです。 その節は色々とお世話になりありがとうございました。 先日2月8日に無事に披露宴を行うことができたのでそのご報告と、一連のコロナウィルスの影響で結婚式の延期・中止を検討、 すでにそうすることになった方を少しでも励ますことができたら…と思い、僭越ながら連絡させていただきました。 披露宴前日に中止を決めた私達だからこそ、今この状況で不安な思いや辛い思いをされている方の気持ちが痛いほどわかります。 このまま予定通り行うのか、それとも延期・中止にするのか、本当に迷うことだと思いますし、色々な意見がある中、どのような判断が正しいのかは誰にもわかりません。 でも、私達から言えることは、どんな選択をしたとしても、当日は絶対に楽しい1日になる!ということです。 会場選びを含めると約1年かけて準備してきたので、前日に中止を決めた時は本当に悲しくてしばらくは辛い思いをしましたが、 その分納得がいくまで準備に時間を費やすことができました。(10月の時もしっかり準備はしてきたのですが、少し妥協した部分もあったので…) 私達の場合は、テーブルラウンドに果実酒作りの演出を追加したり(2人とも料理が好きなので、新居に遊びに来ていただいて果実酒を飲みましょうという意味合いで)、 ブーケも2月にぴったりの色合いになるように、グリーンを少しシルバー寄りの色味、お花に2月以降が時期だと聞いていたお気に入りのアネモネを入れていただくようにしました。 他にもBGMを選び直したり、ウェルカムスペースを考え直したり… その結果、2月8日はあっという間でしたが、人生の思い出に残る最高の1日となりました。 延期したことで来れなくなってしまった方もいたのですが、出席してくださった方には「おめでとう!」と温かい言葉をかけていただき本当に嬉しかったです。 今改めて思うのが、周りの方のサポートやご厚意、理解があったからこそ乗り越えることができたということです。 家族や友人、勤務先の人達をはじめ、プランナーさん、会場のスタッフさん、司会の方、お花屋さん、ペーパーアイテムでお世話になった会社の方等、色々な方に助けられました。 そして、Kindさんにも本当に感謝しております。 前撮りで長袖のドレスは自分にサイズが合うものがなく、諦めてビスチェタイプのものにしたのですが、どうしても長袖総レースのドレスが着たい!と思い、 必死で探したところで出会ったのがKindさんのノーブルのドレスです。 見つけた瞬間にこれしかないと運命を感じました。(なので、他のドレスも試着しましたが、すぐにノーブルに決まりました…即決なのは私の性格でもあるのですが…) 会場の雰囲気と、一緒に作っていただいたボンネに合わせてクラシカルなヘアスタイルにし、長袖総レースだったのでアクセサリーはシンプルにパールとスワロフスキーのピアスのみにしました。 また、和装では和裁士の母が仕立てた振袖を着て、花嫁風にアレンジしていただきました。かんざしは正絹のつまみ細工で作家さんにオーダーして振袖に合わせて作っていただいたものです。 特に鶴のかんざしがお気に入りで、ヘアメイクさんや他のスタッフさん、ゲストの方にも好評でした。 振袖もドレスも本当にお気に入りで、もう着る機会がないのはとても残念ですが、ドレスに関してはこの状況が落ち着いた頃にリメイクで伺いたいなと思っています。 振袖はいつの日か自分に女の子が生まれたら、着てほしいなと…! ぜひ青山様にも当日の様子を見ていただきたいと思い、写真を何枚か添付させていただきました。 お恥ずかしいですが、、、お時間のある時にご覧いただけますと幸いです。 (一枚目は昨年6月に家族のみで乃木神社にて挙式した写真です。それ以降が2月8日に行ったポールボキューズでの披露宴の写真になります。) だいぶ自分の話が長くなりましたが、これから結婚式を控えている方には「当日は絶対楽しい1日になるから、前を向いてくださいね」と伝えたいです。 どんな選択をしたとしても、みんな心からおめでとうと言ってくれます。だから、その最高の1日のために今はできることをしましょう。 そして、夫婦2人で支えあって、時には周りの力を借りて欲しいです。 自分達だけではどうにもならないこともあります。でも、助けてくれる人は周りにたくさんいます。だから、抱え込まないでください。 まとまりもなく、長文となってしまいましたが、私達の声が誰かの救いになれば幸いです。 この度は本当にお世話になり、そして運命のドレスに出会わせていただきありがとうございました。 1日も早くこの事態が収束することを願っています。

ポールボキューズはレストランひらまつ系の素敵なフレンチレストランです。

Kindのドレスは、アンティークな雰囲気のこの会場に合うのでしょうか、

年間沢山の花嫁様にご利用いただいております。

ご披露宴の和装は、引き振袖や打掛を着なくてはならないと思っているプレ花嫁様

今回のYさんは、お母様が仕立ててくださった振袖ということですが・・・例えば成人式に着られた振袖だとしても、花嫁用の筥迫や懐剣、少し豪華な小物遣いをすることで、こんなに豪華になるんです!

そして最後に、昨年6月に挙式をなさったときのお写真。

10月の披露宴が延期になるとは、全く思っていらっしゃらなかった最高に幸せな1日。

ただ、なんとなく、延期後のご披露宴のほうが、何かを乗り越えた達成感を感じませんか?

「夫婦とは、幸せな時も、苦労の有るときも一緒に乗り越えていく!」

いま私たちは、心からこの言葉を受け止めて結婚・夫婦という意味を考えてみてはどうでしょう。

Yさん。ご丁寧にメールをいただきましたこと、心から感謝申し上げます。

コロナ問題が落ち着きましたら、是非リメイクのご相談へいらしてください。

その時が早く来ますように!!